月収30万円。借金の総額・月々の返済額はいくらが限界?
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カテゴリ:借金の悩み・疑問
借り入れは計画的に
借金をするときに重要なのは、返済能力を考慮して返済計画を立てることです。キャッシングやカードローンには限度額が設定されていますが限度額は単純な融資限界を示す金額であり、無理なく返済できるかどうかを考慮したものではありません。
限度額いっぱいまで借金してしまうと返済に追われる用になってしまい、最終的には債務整理で借金を整理するまでに追い込まれてしまいます。債務整理が生活に与える影響は小さくありません。借金で失敗しないためにも、借り入れを申し込む前に適正な借入額や返済額を確認しておきましょう。
月収30万円の人の適正な借入総額は?
借金の適正な借り入れ総額はどのくらいなのでしょうか。一般的には無理なく借金を返せる限界は月収の2ヶ月分までと言われており、安定して月収30万円の収入があるならば60万円の借金までなら生活に大きく影響をあたえること無く無理なく返済することが可能です。
ただし2ヶ月というのは生活に影響を与えないように返済できる限界の金額であり、収入を可能な限り返済に回せばもう少し借入額を増やせます。借り入れ額が月収3ヶ月分を超えると返済に追われるようになり始め、月収4ヶ月分を超えると自由に使えるお金を全て借金返済に回しても完済するのが難しくなります。
債務整理の基準は借り入れ額が年収の3割以上
一般的な債務整理の基準となる借り入れ額は年収の3割とされています。月収に換算すると借り入れ額が月収の4ヶ月分を超えると個人の努力だけでは返済が難しいとみなされます。これは法律で定められた借入上限である年収の3分の1が基準になっています。
この段階で弁護士に相談するとかなりの高確率で任意整理による借金問題解決を提案されます。借金問題は対応が遅れるほど債務が膨れ上がり解決が遠のいてしまうので、比較的難易度の低い任意整理で早めに対応しないと借金で首が回らなくなる状態に追い込まれてしまいます。
月々の返済額の適正水準は?
借金をするうえでいくら借りるのか総額について考えるのは重要ですが、借金総額と並んで重要なのが月々の返済金額です。月々支払う返済金額は直接的な返済負担に直結するため、収入に見合う返済金額に設定しないと生活が苦しくなってしまいます。返済金額は返済期間にも影響するため返済負担を軽くしようと返済額を低く設定してしまうと返済期間がのびた分だけ金利負担が重くなり返済総額も増えてしまいます。収入とのバランスを考え、毎月の返済金額を適正な水準に設定してください。
月収30万円、月々の返済額の目安は?
借金をなるべく早く返済したいと考えたとしても、収入都のバランスを考えずに返済額を増やすと生活に使用をきたしてしまいます。無理なく返せる月々の返済額は月収の10〜15%が目安です。限界までいっぱいまで返済に回したとしても月収の25%を超えるようだと返済が破綻する危険性が生じます。月収30万円なら3〜4.5万円を目安に返済計画を立てましょう。
返済が苦しくなったら
月々の返済額を納めるのが苦しくなってきたら早めに弁護士に相談しましょう。返済金に過払い金が含まれていれば返還請求で取り戻すことができますし、取り戻した過払い金を返済に回すことで借金を完済できる可能性もあります。長年借金の返済を続けていた場合は借金を完済してもまだお金が余り手元に現金が帰ってくるケースもあります。
過払い金の時効は10年なので請求手続きが遅れると本来取り戻せたはずの過払い金が取り戻せなくなってしまいます。支払いの見直しや期間の延長など債務整理以外の方法で月々の負担を軽減することもできますから、借金問題に強い弁護士を探して早めに相談してください。
弁護士に相談するならここで探すと早いです。
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